油絵、鉛筆、クレヨン、チョーク、フェルトペン、パレットナイフなどのツールが用意されているペイントソフトです。コンセプト的には、いかにCG画を描きやすいかではなく、いかに本物の油絵やクレヨンを再現するかを目標にしたソフトです。そのかいあってか油絵はかなりごついです。ちゃんとこう筆の跡とかも再現されますし、書いてるとだんだん筆に絵の具がなくなって来てかすれます。さらにキャンパスの色と混じって汚れる所まで完全再現。この油絵の質感はすごい、ここまでリアルなのは初めて見たかも。実にそれっぽい絵がかけます。
クレヨンもいい感じ、良くできてます。鉛筆はあんまり鉛筆っぽくはなく、普通の線です。チョークはなぜかクレヨンとほとんど同じ見た目。チョークはもう少しシャープっていうかソリッドな線だと思うんだけどな。フェルトペンもシャープっぷりが足りないと思う、なんかぼやっとしてる。ちなみに消しゴムツールも付いてるんですがこいつが強力。鉛筆はもちろん、フェルトペンや油絵の具まで消せます。無敵。
基本的にやれることは絵を描くことだけで、書いた画像をあれやこれやすることはできません。ただ、割り切ってお絵かきソフトに徹している分インターフェースのわかりやすさは抜群です。機能は絞っているんですが、トレース関連の機能は充実してます。元となる画像を読み込んで、半透明表示にしたまま元画像をなぞれます。しかも、元画像から色を自動的に拾ってくれるので、適当にわさわさ筆を動かしているだけで、元画像の油絵版がお手軽に作成できます。
このソフト結構処理能力が必要です。私のPentium?1GHzだと一瞬描画が遅れたり、フェルトペンが変にカクカクになってたりしました。Athlon64 3000+のマシンでは快適だったので、2Ghzぐらいはあった方が快適かも。
最近、ペイントソフトを紹介するときには、自分で絵を描いて公開しなければいけないという、強迫観念みたいのを感じています。「誰かが私の絵を期待しているはず、書かねば期待を裏切ることになるがな」みたいなプレッシャーがあるんです。まったく困った物です。そんなこんなで今回も書いて見ました。冨嶽三十六「神奈川沖浪裏」のトレース作品NO.006「神奈川沖浪裏(油絵)」波がごちゃごちゃしててめんどくさかった。途中でやめようかと思いました。もう一枚作品NO.007「卒業」チョークツールを使って、卒業式の日の黒板を再現。少し季節はずれですが気に入りました。よく書けた。でも問題が一つ、よく思い出してみると私高校の時3-Aだったんですよね。なぜか自然と3-Bって書いてました。くそ、金八め。